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ダム不要論1 序論

壮大な自然を求めて 山へ渓へ
雄大な滝を求めて 山へ渓へ
そこに住む渓流魚たちとの勝負に 山へ渓へ

しかし自然よりはるか壮大な巨大ダム
       はるか雄大な砂防ダムによる滝
消える渓

産卵場を無くされ自然繁殖できない渓流魚
春になれば釣り師の為よとfarmed fishが放たれ
それを釣って楽しいかと自問する。
君はネイティブか?はたまた放流モンか?

無論全ての山・川がそうではなく
自然が残る場所も多い。
が、撮り歩く度、釣り歩く度、
文字通り不自然に存在するコンクリート人工物に
疑問を感じていた。

それら全ての悪の元凶は「ダム」をはじめとする「治水」である。
そして調べれば調べるほど、写真師釣り師のエゴではなく
本質の治水そのものにも役立っていないことが分かってきた。
むしろ、環境を破壊しているに過ぎないのだ。

欧米諸国では、先にそれに気付き、以降作らず、壊し、いや元に戻し
コンクリートによる治水をやめている。
しかし我らが日本国においては、昨年の新潟の洪水でも (無論以前の洪水においても)
既存の治水設備が全く機能しなかった事実があるにも拘らず
今も尚、土木屋さんは
「ダムが足らないから、治水工事が不備だから洪水がおきた」
とコンクリートを練り続けている。
このままでは、日本の山はコンクリートマウンテンになってしまう。
事実、そのような箇所もある。

そんな環境を打開すべく
田中康夫よろしくここに「ダム不要論」を唱える。
といっても、そんなことは各学会をはじめ、様々なシンポジウム等
議論されている事であって、若輩が語るまでもない
だが、写真や釣りを通じて自然が好きな者にとって黙ってはいられない衝動に駆られたので
余暇を見てブログを通じて問題提起していきたい

写真がメインのブログであるが故、極力、腕の限り、良い写真を掲載しながら
長く、スローペースで更新していきたいと思う。
尚、ありがたくもこのブログを訪問してくださっている方からの
ご意見ご感想お待ちしておりますので、遠慮なくコメントしてください。
寫眞師nonkun

by yoshi7742 | 2005-07-08 01:39 | 寫眞師nonkun
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